サイドスワイプ(BOTCON2008)

オートボット(サイバトロン)とディセプティコン(デストロン)の善悪が逆転した
シャッタードグラス世界におけるサイドスワイプ(国内名:ランボル)という設定。
配色はG2のカラーチェンジャー・ドレンチがモチーフです。
シャッタードグラス世界のドレンチはかつてサイドスワイプの上官でしたが
オートボットとしては穏健的な性格の持ち主だったドレンチはオプティマスプライムの手で
殺されてしまい、やがて自らも殺されそうになったため、ディセプティコンへ寝返ることに。
このカラーリングは死んだドレンチの配色を引き継いだもので、オプティマスへの
復讐を誓った証という意味も含まれています。
ちなみに、旧ユニバースでもランページのリカラーでドレンチの発売が検討されたことがあり
この時の試作品のカラーパターンを再現したという側面も。

胸のエンブレムには大きな傷が付けられ、オートボットとの決別を表しています。
リカラー元となったランページ(マイクロン伝説)はメガトロンに助けられた借りを返すため
デストロン陣営に身を置いていましたが、サイドスワイプは上記の理由による復讐を果たすために
ディセプティコンへ寝返りました。

腕にはディセプティコンのエンブレムがモールドされています。

背中に収納されたミサイルは手に持たせ、ライトセイバー・ウェポンに。
ギミックと遊びやすさを重視したマイクロン伝説期の玩具なので可動範囲はあまり広くありませんが
腕は割と動きます。

パートナーミニコン・ウィスパー(WHISPER)。
ネーミングの由来は同名のマイクロマスター兵士から。

ビークルモード
色は全く異なりますが、本来の世界のランボル同様スマートなスポーツカータイプに変形。

上部にミニコン・ウィスパーを合体させると両側のガルウイングドアが自動で展開しアタックモードに。
ドアはビークルモード時のロックも兼ねているので、ミニコンを合体させないとロボットモードに
変形することができません。旧来のゴッドマスター(パワーマスター)を思わせるギミックです。

そもそもなぜランボルがシャッタードグラス世界で裏切りキャラになったのかという話ですが…
元となったランページ自体がG1ランボルを意識したデザインだったというのもありますが
G1アニメ初期のとあるエピソードで、デストロン基地内の描写にて本来サウンドウェーブがいるべき場所に
なぜかサイバトロンであるはずのランボルが立っているという作画ミスがあり、それを元ネタにしたのでは?
という説もあります。

ドレンチの仇を討て!

付属カード
かつてはオートボット・シーカー部隊所属だったことや、オプティマスと決別し
ディセプティコンに入る経緯などが語られています。
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